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2025年06月05日(木)
親と同居する前に!バリアフリーのお風呂チェックリスト
こんにちは(^^)
カスケホーム笠岡店 加瀬です☆
近ごろ、「親と同居を始めることになったので、自宅のリフォームを考えている」というご相談が増えています。
特に多いのが「お風呂の安全性」についてのご質問。
高齢の親御さんにとって、浴室は意外とリスクの多い場所です。
滑って転倒したり、急激な温度差で体調を崩したりするケースは少なくありません。
そこで今回は、「同居を始める前にチェックしたい、お風呂のバリアフリーポイント」をまとめました。
実際にお客様からいただいた声や、リフォーム現場でよく見る注意点も交えてご紹介します。
目次
バリアフリーのお風呂チェックリスト
✔ チェック1:浴室の出入り口に段差はありませんか?
意外と見落とされがちなのが、浴室の出入口の段差。
高齢になると、ほんの数センチの段差でもつまずきやすくなります。
例えば、あるお客様は「母が夜中にトイレに立ったついでにお風呂の前を通って転び、軽い骨折をしてしまった」とおっしゃっていました。
段差のないバリアフリータイプのユニットバスに交換し、現在は安心して生活されています。
出入口が引き戸になっていると、よりスムーズに出入りできるようになります。
開き戸よりも省スペースで、開け閉めも軽くなるためおすすめです。
✔ チェック2:手すりは「あるだけ」じゃなく「使いやすい位置」にある?
「手すりを付けたから安心!」と思いがちですが、設置場所や高さが合っていないと逆に使いづらくなることも。
洗い場から立ち上がるとき、浴槽をまたぐときなど、動作に合わせて適切な場所に手すりを設置することが重要です。
カスケホームでは、実際に立ち上がる・座るなどの動作を確認しながら、最適な位置を決めています。
また、手すりの素材も握りやすさや滑りにくさを考えて選ぶのがポイントです。
✔ チェック3:滑りにくい床材を選んでいますか?
浴室の床は水で濡れるため、非常に滑りやすくなります。
特にタイルなどの古い床材は、目地の部分が滑りやすく危険です。
最近のユニットバスは滑りにくい特殊な床材を使用しているものが多く、安心感がまるで違います。
中にはクッション性があり、万が一転倒しても衝撃を和らげるタイプもあります。
実際にリフォームされたお客様からは「足裏が冷たくなくて快適」「掃除もラクになった」といった声も多くいただいています。
✔ チェック4:浴槽の「またぎ高さ」は親世代に合っていますか?
浴槽の高さが高すぎると、またぐときにバランスを崩しやすくなります。
特に筋力が落ちてくると、無理な動作は危険です。
理想的なまたぎ高さは45cm以下と言われています。
最近では、浅型の浴槽や、シャワー中心のプランに変更するご家庭も増えてきました。
一度ご自宅の浴槽の高さをメジャーで測ってみるのも良いかもしれません。
✔ チェック5:浴室暖房や換気機能はありますか?
冬のお風呂で注意したいのが「ヒートショック」。
暖かいリビングから寒い脱衣所、さらに冷えた浴室へと移動することで、血圧が急上昇し、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすリスクがあります。
浴室暖房をつけておけば、事前に浴室内を温めておくことができ安心。
さらに、換気機能と一体になっているタイプであればカビ対策や洗濯物の乾燥にも役立ちます。
✔ チェック6:脱衣所や洗面スペースの動線はどうですか?
介助が必要になる可能性がある場合は、洗面所・脱衣所の広さやドアの開き方にも注意が必要です。
開き戸を引き戸に替えるだけでも、スペースの有効活用ができます。
また、床の素材も滑りにくいものにしておくと、より安心です。
将来的に車椅子や歩行器を使うことを見据えておくと、リフォームの方向性も変わってきます。
暮らしの変化に備えた“安心のお風呂づくり”を
いかがでしたか?
お風呂のリフォームというと「汚れが落ちにくい」「古くなってきた」といったきっかけが多いですが、親世代との同居を機に「安全性・快適性」を見直す絶好のタイミングでもあります。
補助金や介護保険の対象になるケースもありますので、まずは気になることをお気軽にご相談ください。
無料の現地調査も実施中です。「今のままで大丈夫かな?」と不安を感じたら、プロの目でチェックさせていただきます!
まずは話を聞いてみたい方におすすめなのが、カスケのお風呂リフォーム相談会。
どんな小さなことでも、気になることは何でもご相談ください。
また、お風呂以外にもご実家を安全に、暮らしやすくリフォームしたい方、親から相続した実家に移り住みたいとお考えの方は、実家リフォーム相談会へどうぞ。
お客様の快適な住まいづくりのお手伝いをいたします。
ぜひお気軽にご相談ください。