


築27年の一戸建てに暮らすKさんは、経年変化による家の傷みや、キッチンの使い勝手の悪さなどからリフォームを決断。
長年地元で営業を続ける安藤嘉助商店を昔から知っており、「依頼する時には同店に」と考えていた。
一度同店が主催するリフォーム祭に参加し、翌月に工事を依頼することに。
リフォーム前は、壁際に沿ったタイプのキッチンで、広さは十分だったものの、造りつけの食器棚が生活動線を邪魔していた上、せっかくの出窓も物置になってしまい、十分な明るさが得られなかった。
これらの問題点を解消することと同時に、Kさんが要望したのは、自然素材を使った空間の実現。家族の健やかな生活を願ってのことだった。
この要望を踏まえて大きく生まれ変わったLDKは、まず明るさが大きくアップ。
窓が掃き出しタイプになり、出窓部分に置かざるを得なかったモノも一掃できて、外光を十分に取り入れられるようになった。
床はビニール風のクッションフロアからウォールナットに変え、腰板はパイン、壁は石膏ボードから霧島の火山灰壁になり、念願の自然素材たっぷりの空間が誕生。
壁や腰板の色合いも、空間の明るさをさらに引きたてているようだ。
奥さまが特に多く使うシステムキッチンも今回のリフォームで新調。
リフォーム祭でチェックしていたナスラックのオールステンレスタイプにした。
コの字型のフォルムとステンレス製であることが決め手になったという。 調理のための作業スペースが広く、一見してかなり使いやすそうだ。
出窓から差し込む光のおかげで、昼間は手元が暗くならず、照明もつけずに済む。 また、下の写真のように、出窓の上に取り付けた食器棚や、新しく床下収納を設けたことで、キッチンの収納力も飛躍的に向上した。
システムキッチンを新しくすると同時に、Kさんはオール電化の導入も希望。
給湯設備をエコキュートにし、光熱費の抑制だけでなくエコにつながる生活になればとの思いの表れだ。
実際に導入後は、電気を使う時間帯を気にするようになり、できるだけ電気料金の安い時間帯に電気を使用するように心がけるようになった。
Kさんのエコへの関心はさらに深まり、すでに太陽光発電システムを取り付ける契約も済ませているという。
太陽光発電にすれば、電気の使用量や発電量をモニターで逐一チェックできるようになるため、Kさん一家のエコ意識はさらに高まるにちがいない。
システムキッチンの向かい側にある、
階段下のデッドスペースも有効利用。
以前は左側に戸棚を置いていたが、ついついモノを入れすぎてしまいがちだったため、戸棚を移動して冷蔵庫を設置。
娘さんが以前使っていたものだそう
スイッチ一つで棚が下に降りてくる、乾燥機能付きの食器棚。収納時は中身がむき出しでなく、半透明のガラスで隠れるところがお気に入り。左側は、お玉やおろし金などの調理器具を引っ掛けて収納できる。こちらも上に押し上げれば、収納扉の後ろに収まる仕様になっている。 |
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LDKから細い廊下を挟んだ洗面所と浴室も大幅にリフォーム。
洗面所の床には、こちらも自然素材の竹を使用。5~6年前、Kさんの家は豪雨による浸水に襲われ、
床上5センチまで水が押し寄せたという苦い経験もあり、「水に強い自然素材を」と竹があしらわれたのだ。
冷たいタイル張りで冬場は特に寒かった浴室も、明るく暖かいものに。
ユニットバスはT O T Oショールームでミニチュアを使いながら入念にシミュレーションを重ねて決定した。
今では快適なバスタイムを過ごしているという。
ご主人や娘さんも、便利で快適な生活空間に生まれ変わったことをとても喜んでいるというKさん。
イキイキとした表情にリフォームの満足度が表れているようだった。
キッチン横にもともとあった勝手口。段差が大きかったため、今後 の膝への負担を考えて、廊下とコンクリート床の間に段を1つ設けた。

壁素材には ニオイや湿気を吸収してくれる自然素材で、ざらりとした独特の質感と落ち着いた色合いが特徴的






